看護師の働いている職場は、夜勤の仮眠が取れない病院も多いのではないでしょうか?

実際には仮眠時間が2時間設けられているにも関わらず、夜間の救急患者が搬送されてきたり、ナースコールが鳴り続けたり…とバタバタしてしまうことで仮眠が取れないということは非常に多いです。
せめて20分や30分だけでも仮眠が取れれば身体の疲労度も変わってくるのですが、20~30分さえも仮眠が取れないのが現状です。
上司からは「患者さんのために仕方ないでしょ」と言われるものの看護師が体調を崩してしまうと患者さんの看護も出来なくなってしまいます。また年齢が若い時なら、まだ体力があって仮眠がなくても乗り切れるかもしれませんが、年齢を重ねていくと夜勤でさえもしんどいのに、16時間ぶっ通しで仕事となると体力がもたなくなってしまいますよね。。
実際に看護師の多くが「今働いている病院の夜勤がしんどいから転職を考えている」という人も少なくありません。では、仮眠が取れない職場環境はどのような特徴があるのでしょうか?
仮眠が取れない職場の特徴
・おむつ交換の数が多い
・患者さんの急変が多い
・夜間の救急搬送が多い
・ナースコールがひたすら鳴る
・看護師の人数が少ない
上記のような職場環境であれば、どうしても夜勤の仮眠が取れないケースが多いかと思います。例えば、重症の患者さんが多い場合は、どうしてもナースコールの回数が多くなってしまったり、急変してしまうことも多くなってしまいます。
また夜間の救急搬送が多い病院であれば、救急搬送が来てしまうと仮に2名体制で夜勤をやっている場合、1人が救急対応をすることになると1人で病棟を見ないといけなくなってしまいます。
また上記のように夜勤の看護師人数が2名など少ない場合は、どうしても1人の負担が大きくなってしまいます。
夜勤の仮眠が取りやすい環境で働きたい場合
もしあなたが働いている環境が仮眠が取りにくい場合、その職場で働いている限り夜勤はしんどいままになってしまいます。病院の中には「夜勤の仮眠は取れなくて当たり前」と思っているようなところもあるため、そのような職場で働いていると体調を崩してしまいます。
そのため仮眠が取れる職場を探すためにも今の職場から転職を考えてみてもいいかもしれません。では夜勤の仮眠が取りやすい職場の特徴はどのような職場でしょうか?
◎急性期ではない
◎救急病棟が別途設置されている
◎重症の患者さんが少ない
夜勤の仮眠が取りやすい環境で働きたいのであれば、一番は夜勤帯の看護師の人数が多い職場に転職をすることです。基本的には中小規模の病院であれば、看護師2~3名体制のところが多いですがある程度の規模の大きい病院や大学病院であれば、看護師の人数も充実していることから夜勤帯の看護師も4~5名体制のところが多いです。
また急性期病院の場合、どうしても夜間の救急搬送が多くなってしまうため、夜勤時の仮眠も取れないケースが多いです。そこで慢性期病棟や療養病棟の場合であれば、夜間の救急搬送はほとんどないため夜勤帯も比較的ゆっくりしています。
また重症の患者さんが少ない病棟では、夜勤帯にナースコールが鳴る回数も少ないため、夜勤帯も落ち着いているかと思います。また呼吸器を付けている患者さんが少ない方がバタバタすることもありません。
また夜勤の仮眠を取りやすい職場を探すために、個人的に一番おすすめな方法として看護師転職サイトに相談してみることをおすすめします!
転職サイトであれば、色々な病院で働いていた看護師の口コミや評判も聞いている関係から、病院の内部情報を把握していることが多いです。
そのため「◯◯病院であれば、夜勤体制が看護師2名だけど、救急搬送があった時は救急外来の看護師が対応するので病棟の看護師が降りることはないです。」など、通常では聞けないような情報を事前に聞くことが出来るため「入ってみたら夜勤の仮眠が取れない職場だった…」ということもなくなります。
もしあなたが夜勤の仮眠が取れないことが原因で体調を崩してしまっている場合には転職サイトに相談をしてみましょう!
